「声」も使わないと次第におとろえる。
今朝のNHK「あさイチ」で知った「生活不活発病」という病気。
大川弥生先生とおっしゃる医師が命名した、
「動かない」(生活が不活発な)状態が続くことにより、. 心身の機能が低下して、「動けなくなる」ことをいうそうです。
今日の番組では東日本大震災の影響で発症した方々を取り上げていましたが、
その中に、声がしっかりと出なくなったという症状もありました。
私自身も、体調を崩して1か月程歌わないでいただけで、ショックを受けるほど声が衰えた経験がありますし、
知り合いの方で、ご家族を亡くされて一日中誰とも話さなくなってから、
たまに人と話してもヒョロヒョロの声しか出なくなってしまったという話を
いろいろな方から聞いたことがあります。
使わないと衰える。
身体の色々な機能に共通して言えることでしょうが、
声に携わる私は、「声がたとえヒョロヒョロになってからでも、ハリのある声に育てることができますよ」と
声を大にしてお伝えしたいと思います。
歌うことで発声機能を活発化し、歌うことにもお話しすることにも自信をもって、
いつまでも社会とつながりをもって、充実した毎日に していきませんか。